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【映画感想】劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 【ちょいネタバレ】

概要
  • 監督:石立太一
  • 原作:暁佳奈
  • 声優:石川由依、子安武人、浪川大輔、他
  • 日本公開日:2020年9月18日
初めに

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』完結作。

愛する人へ送る、最後の手紙。

あらすじ

自動手記人形として働くヴァイオレット。

ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。

ある日、ギルベルトの兄ディートフリート大佐と鉢合わせる。

ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットは「忘れることは、できません」と答える。

一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかる。その手紙をみたホッジンズは、筆跡がギルベルトと似ていると気づき…

感想

最高の完結編でした!TVシリーズでヴァイオレットの成長を描く中で、ギルベルトは生きているのか?この答はTVアニメでは最後まで不明でした。

それがついにこの完結作で判明します!TVアニメに登場していたキャラクター達に関わる設定を出してくれたりと、ファンサービスも完璧です!

過去と現在の時系列が変化しながら進んでいくストーリー。過去とはヴァイオレットが存在していた時。現在は十数年後です。ヴァイオレットはどうなったのか?ギルベルトの生死は?

この物語の進行方法により、続きが気になる仕組みとなっていますね!そして本編の始まりもTVアニメファンとしてはとても感慨深い物となっています。

物語の中盤から予想外展開となりますが、最終的にはとても満足。

ギルベルトについてだけでなく、何時ものように代筆の仕事。そしてその依頼者の為に奮闘するヴァイオレットと仲間達。郵便局のメンバーも活躍してくれて嬉しい。

冒頭は自動手記人形が過去の存在となった未来から始まります。

以下ネタバレ注意!

TVアニメで、沢山の視聴者を感動させた第10話。余命短い母親クラーラ・マグノリアが、自分の死後に幼い娘アン・マグノリアに送る手紙のお話です。

劇場版の冒頭は、この第10話のアン・マグノリアの孫であるデイジー・マグノリアが主役として物語が進んでいきます。これはファンにはたまらない展開ですよね!あの小さかったアンが母親になり、孫まで登場するなんて。

デイジーは母親に辛く当たってしまっている事を後悔していました。

そんなデイジーがヴァイオレットの存在を知り、自動手記人形が過去となった時代でヴァイオレットについて調べていく。

そして時は遡り、ヴァイオレットの時代へ。ここでギルベルトが生きていることが判明します!ついにですね。

ギルベルトはエカルテとい島で、戦争で親を失った子供達の学校の先生として生活していました。

なぜ誰にも報告しなかったのか?ホッジンズとヴァイオレットがエカルテ島に向かうと、ギルベルトはヴァイオレットと会うことを拒否…

戦争を思い出すからお互いの為に会うのを拒否する。めっちゃ辛いシーンでした。やっと会えるのに会えない。

ギルベルトの生存が思ったより序盤に判明したのが怪しかったけど、まさかの会うの拒否するなんて…しかもこの映画はヴィオレットがギルベルトの事を想うことを全面に協調した展開だったので、この結末はつらい。

ヴァイオレットと会う事を拒否するギルベルトに対して、ホッジンズが怒るシーン…震えます。視聴者が思っていることを全て代弁してくれるホッジンズは最高。

今作は特にヴァイオレットの事を自分の娘のように心配するホッジンズが印象的でした。

結局、ヴァイオレットはギルベルトと会う事を諦め、島を後にします。しかし、最後に書いたギルベルトへの手紙がついにギルベルトを動かす…!もう行けー!追いかけろー!って思う最高のシーンで。

船に乗ったヴァイオレットを崖の上から追いかけるギルベルト。絶対間に合わない距離だけど、ギルベルトに気づいたヴァイオレットが海に飛び込みギルベルトの元へ…

ついに出会う二人のシーンは最高でした。映像もとても綺麗。ここはぜひご覧になって頂きたいですね!

そして時は戻り、デイジーの時代へ。ヴァイオレットはC.H郵便社を退社し、エカルテ島の郵便局で手紙を書き続けたことが判明します。

手紙の需要が減ってもエカルテ島は手紙が活発だったり、切手がヴァイオレットを模していたりと、ヴァイオレットの功績が評価されていたのは凄く良かった。

今作で完結となりましたが、最後まで素晴らしい物語でした。もっと評価してもらいたい作品ですね!

  • 魅力的なキャラクター
  • 音楽、演出、映像が素晴らしい
  • 心に響くストーリー
  • TVアニメシリーズの劇場版
  • 完結編