この記事では『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』の紹介、感想、各サイトの評価を記載しています!
ネタバレあり、なしでカテゴリーを分けているため、ネタバレを避けたい方でも読める記事になっています!
作品紹介
「地球を支配するのは人類か、恐竜か、それとも共存の道を選ぶのか…」
全世界シリーズ累計5000億円突破!
『ジュラシック・パーク』から始まった大ヒットシリーズの最新作『ジュラシック・ワールド』がついに完結!
作品情報
監督 | コリン・トレヴォロウ |
脚本 | エミリー・カーマイケル |
上映時間 | 146分 |
日本公開日 | 2022年7月29日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
予告映像
作品評価
2022年7/31日時点の評価です。
日本の評価
■むびこみ評価
★★★★★★☆☆☆☆(6.5)
1~3:うーん…
4~5:面白い!
6~7:おすすめ!
8~9:ぜひ観てほしい!
10:最高傑作…!
■Filmarks(フィルマークス)
《国内最大級のレビューサイト》
★★★☆☆(3.7)
レビュー数:7488件
■YAHOO!JAPAN映画
《映画情報、レビューの総合サイト》
★★★☆☆(3.4)
レビュー数:577件
海外の評価
■Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)
《アメリカ最大のレビューサイト》
映画批評家の評価…30/100%
レビュー数:380件
一般視聴者の評価…77/100%
レビュー数:10000件
■IMDb
《世界最大級の映画情報サイト》
★★★★★☆☆☆☆☆(5.7)
レビュー数:10300件
あらすじ
恐竜が世界に放たれてから4年。
オーウェンとクレアは、クローンであるメイジーを守るため、山奥の小さな家で隠れ生活していた。
しかし、思春期のメイジーは二人に反発し、行くことを禁止されていた街へ。
そんな折、メイジーが何者かに攫われてしまう…。
オーウェンとクレアは、メイジーを攫った密猟者を追うために、かつての仲間の元へ向かう。
主要登場人物
■オーウェン
【演:クリス・プラット】
■クレア
【演:ブライス・ダラス・ハワード】
■メイジー・ロックウッド
【演:イザベラ・サーモン】
■アラン・グラント
【演:サム・ニール】
■エリー・サトラー
【演:ローラ・ダーン】
■イアン・マルコム
【演:ジェフ・ゴールドプラム】
■ケイラ
【演:ディワンダ・ワイズ】
■ルイス・ドジスン
【演:キャンベル・スコット】
■ヘンリー・ウー
【演:B.D.ウォン】
感想(ネタバレなし)
『シュラシック・ワールド』シリーズついに完結!
大迫力の映像と、まるで生きているような恐竜たちの表現が最高でした!
人間と恐竜が共存する世界。パークから飛び出した恐竜たち。
前作『ジュラシックワールド 炎の国』で恐竜が人間の棲む世界へ解き放たれる…そんな気になるラストから4年後の世界が舞台です。
さらに『ジュラシック・パーク』シリーズのオリジナルキャスト…レジェンドが集結するのも集大成感があり、新旧の主人公タッグは激アツ。
盛り上がる要素てんこ盛りな本作ですが、うーんと思う所も多かった。「期待していた展開と違ったー」これが鑑賞後の率直な感想です。
この先、内容に触れますのでご注意下さい(重要なネタバレはありません)
PICK UP レビュー
キャラクターの印象
オーウェン
恐竜の保護活動をしています。
馬に乗りながら恐竜を追いかける登場シーンは最高にクール!
クリス・プラットのアクションは安定のクオリティで見応えあり!
中盤にあるバイクアクションが本当に凄くて、目が離せなかった!
クレア
恐竜の保護活動をしているが、無茶しがち。仲間たちから注意されるほど。
1作目からパワフルなキャラクターだったけど、本作のクレアは、メイジーを助けるための行動力が凄い。何でもする。
機転と度胸で、数々のピンチを回避しました。
メイジー
クローンだという事がニュースでも取り上げられています。
悪用されることを恐れて、オーウェンとクレアの二人に山奥の家で保護されている。
しかし、思春期のメイジーは、自由がないことで二人に反発。
まだまだ子供と思わすシーンもあるけど、ちゃんと成長した所も見せてくれました。
グラント
古生物学者。ジュラシックパーク1と3の主人公です。
相変わらずの恐竜好きで安心!帽子も大切にしていた!
本作ではオーウェン並みに大活躍!
エリーのことが気になっている…?
エリー
古植物博士。ジュラシックパーク1と3に出演。
巨大イナゴ調査にグラントを誘います。
ジュラシックパーク3ではちょい出演だったけど、本作ではがっつり物語に絡んできました。
夫とは離婚済み。
イアン
数学者。ジュラシックパーク1、2。ジュラシックワールド2に出演。
ジュラシックパーク2では主人公でした。
本作では、グラントとメイジーを助ける重要な役割を演じました!
さらにジュラシックパーク1で発煙筒を振ったシーンのオマージュが!!!
ブルー
オーウェンたちの傍で住んでいます(オーウェンたちは気づいていない)
4年の間にブルーは母親に!子供のベータが生まれていました。ベータがめっちゃかわいい!
まるでスパイアクション映画!?
密猟者にメイジーとベータが連れ去られてしまいます。
オーウェンとクレアは、二人を救うためCIAと協力。恐竜たちが闇で取引されている街へ潜入。
突然はじまる『ミッション・インポッシブル』
迫力があるアクションは凄いし、クリス・プラットも最高にかっこいいんだけど…『ジュラシック・ワールド』では見たくないかな。笑
ラプトルとおいかけっこ
市街戦の一番の見所は、オーウェンを演じたクリス・プラットのバイクアクション!
レーザー照射で対象を追うラプトルとの街中おいかっけこは迫力満載!
ラプトルの動きの映像が本当に凄い。怖すぎる…。
ただ主人公補正が凄すぎて…普通の人なら何回も死んでるはず。笑
巨大イナゴ
本作では、恐竜以外に問題になっている事があります。それは巨大イナゴの大量発生です。
穀物がイナゴに食べ尽くされることで、食物連鎖が崩壊する。
そう恐れたサトラー博士は、グラント博士と共に、巨大イナゴを開発したと疑っているバイオシン社の調査に向かいます。
まとめ
恐竜パニックを期待していたので残念!
冒頭でカニ漁船がモササウルスにバクリと襲われるシーンがあって、うぉー!とテンションが上がったのに、それ以降印象に残るような一般人が襲われるシーンが無かった。
せっかく街中に恐竜が居る世界になったのに、結局いつもと同じことの繰り返し。そしていつもよりパニック要素が少なくなっていました。
もちろん良い所もあって、レジェンドたちの集結はテンション上がるし、初登場の恐竜たちは殺傷能力が高い種類ばかり。
それだけにパニック映画として期待していた展開が無かったのが残念。
決してつまらない映画ではないので、内容を知った上で再視聴すると印象が変わるかもしれませんね!
続きはネタバレありで下記に記載しています!
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PICK UP レビュー(ネタバレあり)
ブルーの活躍
『ジュラシック・ワールド』は、オーウェンとブルーの絆を描き、クライマックスには共闘がお決まりでした。
しかし…最終作である本作では、ブルーの活躍がありません。
後半の舞台が、バイオシン社の本拠地で飛行機で行く必要があります。そのため、最終決戦の地にブルーは自力で行くことができませんでした。
なぜ、ブルーの活躍を描かなかったのか…これは本当に謎です。だって『ジュラシック・ワールド』のファンだったら間違いなく期待するでしょ!
オーウェンとブルーの絆を見たかった…。
恐竜より昆虫?
バイオシン社が開発した巨大イナゴ。
イナゴの造形がリアルで気持ち悪い…。
大量に飛んで襲って来るイナゴの方が、恐竜より怖いのはダメだと思う。笑
この映画で印象に残った生物は?と質問するとイナゴって答える人が多いんじゃないかなぁ。
ルイス・ドジスンとクリーム缶
ラスボスはいつも通り最後は、恐竜に食べられます。笑
ラスボスパックンは、シリーズの様式美ですね!
ラスボス…ルイス・ドジスン。このキャラクターの設定が面白いんです!
『ジュラシック・パーク 1』でパークのエンジニア(太った男)にシェービングクリーム缶に恐竜の胚を入れて盗めと指示した人物が居ました。
その男が、本作のラスボス…ルイス・ドジスンです。
『ジュラシック・パーク 1』では、エンジニアが恐竜に殺されたことで、恐竜の胚が入ったシェービングクリーム缶は、泥に埋もれたと思っていました。
しかし、本作のラストでルイス・ドジスンが、崩壊するバイオシン社から逃げる際にシェービングクリーム缶を自室から持って逃げるシーンがあります。
『ジュラシック・パーク 1』でエンジニア亡きあと回収に成功していたことが、ここにきて判明しました!バイオシン社が成長できたのも恐竜の胚のおかげかもしれないですね。
だからルイス・ドジスンは、大事そうにシェービングクリーム缶を持ち出そうとしたのかな。思入れがあるとか?
ギガノトサウルス
大型の肉食恐竜です。
ギガノトサウルスがティラノサウルスより強者の描写があり、実際に強かった。
しかし、ラストはあっけない…。
後半に登場するキャラクターがお馴染みの主要キャラクターとレジェンドばかりで、殺せるキャラクターが居ないんですよね。
ギガノトサウルスの恐怖感を現す為に、犠牲用のキャラクターを用意するべきだったと思います。
まとめ
レジェンドが総出演するのはテンション上がるし、とても嬉しいことなんだけど、恐竜に襲われていても絶対死なないって予想できてしまうのが難点。
死んでほしくないんだけど、恐竜に襲われる➔ギリギリ助かる。これを何度も繰り返すので、途中からスリル感が無くなってしまった。
せっかく世界中に恐竜が存在する設定を生かせてなかったのも惜しい。バイオシン社が舞台になると、終盤のトラブルで管理していた恐竜が逃げ出す…おきまりのパターンです。
ジュラシック・ワールドシリーズ最終作ってこともあり、期待していただけに残念な内容でした。
つまらない映画ではないんだけど、もっと恐竜パニックを見たかったな。
魅力的なキャラクターが多いだけに、もっとうまく活躍させて欲しかった!
続編はあるのか?
一応、綺麗に終わったので『ジュラシック・ワールド』としては完結です。
オーウェン、クレアと喧嘩別れしたメイジーだったけど、今回の騒動で絆が深まり本当の家族に。
グラントは終始、エリーのことを気にしていました。結果…二人は結ばれます!エリーが離婚してのは完全に伏線で読める展開でしたね。笑
数年、数十年後の世界を舞台にして、恐竜と人間が共存した新シリーズとか出て欲しい!