こんにちは!管理人のHIROです。
今回は、主人公でも、ラスボスでもない…モブに徹し、物語に陰ながら介入する存在「陰の実力者」を目指す男が主人公の異世界転生漫画『陰の実力者になりたくて!』の紹介と感想を記事にしました!
ネタバレNG、ネタバレOKの方、双方が利用できる記事となっています!
最新刊が発売される毎に都度更新しています。
本記事では…
・未読の方向けにネタバレを抑えて作品紹介
・最新刊までのネタバレあり感想&考察
・最新刊のネタバレあり感想
以上を記載しています。
記事の後半には、TVアニメ情報も記載!
目次を選んで頂きますと選択した場所へ飛ぶことができます!
作品情報
漫画 | 坂野杏梨 |
原作 | 逢沢大介 |
キャラクター 原案 | 東西 |
出版 | KADOKAWA |
レーベル | KADOKAWA Comics A |
発売日(1巻) | 2019/7/25 |
発売日(最新10巻) | 2022/11/25 |
作品紹介
主人公でもなくボスでもなく…モブに徹する!
修行により圧倒的な力を得た主人公が目指すのは…陰の実力者!?
強力すぎる力故に全てが上手くいく…!シリアスコメディ×ファンタジー漫画です!
2022年10月よりTVアニメが放送され、海外でも大人気に!
こんな人におすすめ!
「こんな漫画が好き」の当てはまる要素をリスト化しました!
下記のリストの中から好きな項目が多いほど、本作にハマること間違いなし!
- 異世界転生
- 厨二病
- 主人公最強(俺TEEE)
- シリアスコメディ
あらすじ(1巻)
きっかけが何だったかは覚えていない。ただ物心ついた頃には憧れていた。
「陰の実力者に」
男は主人公でもなく、ラスボスでもない。物語に陰ながら介入し、圧倒的な実力を見せていく存在。そんな「陰の実力者」になりたいと昔から強く願っていた。
学校での日常は目立たないモブAを演じ、裏では空手、ボクシング、剣道などの格闘技に通い修行に励んでいた。
まだ足りない…男は「魔法」のような力の覚醒を求めた。
ある夜。暗闇から一筋の光が見える。その光が自分が探し求めた物だと確信した男は光に飛び込んだ…。
しかし、その光とはトラックのライトであり、飛び込んだ男は死亡。
そして男は転生する。求め続けた「魔法」が存在する世界へと。
主要登場人物(1巻)
■シド・カゲノー《♂》
本作の主人公。
転生後の世界で「陰の実力者」を目指す。
■クレア・カゲノー《♀》
シドの姉
■アルファ《♀》
シドに救われたエルフの少女
感想:ネタバレなし(1巻)
主人公が死んで異世界に転生…ありがちな展開ですが、本作は一味ちがう!
「実は強かった」主人公の強さが明るみになる展開は王道ですよね。しかし、本作の主人公・シドは自分の強さを一切明かさないことを貫く主人公です。
いや、それ爽快感ないやん!って思う所ですが、主人公の性格と周囲の仲間達。そしてシリアスコメディという作風が面白くさせてくれます!
転生したシドは、人を殺す事に一切躊躇わない。ヒャッハーと叫び殺しまくるシドは主人公とは思えない狂気があります。笑
転生前に修行していた成果のためか、武術だけでなく、魔法もかなりの技量を備えておりシドの戦闘力はかなり高い。
シドは家族には自分が無能な息子と思わせといて、夜な夜な盗賊を見つけては、新技や武具の試し切りをしています。
さらにシドは妄想癖の厨二病。シドが助けたエルフの少女におとぎ話で有名な「魔人ディアボロス」の設定を使ってあたかも真実のように話す。
シドがエルフの少女に伝えたおとぎ話は「魔人ディアボロス」の復活を目論む「ディアボロス教団」についてでした。
ディアボロス教団に対抗するため陰に潜み、陰を狩る者…自分達こそが「シャドウガーデン」だと堂々と即興の妄想話をエルフの少女に吹き込み、純粋な少女はシドの言葉を信じてしまう。
エルフの少女は、名をアルファに変えシドの従者へ。
ちなみにシドは自分の嘘をアルファが気づいていると思い、シャドウガーデンごっこ遊びに付き合ってくれるノリが良い女と思っています。笑
ここまでが本作の導入です…!
時は流れ、シャドウガーデン結成から三年後…シドの姉・クレアが何者かに攫われる事件が…。
犯人は、なんとディアボロス教団だった!?
実は、シドが適当に思いついてアルファに語った妄想話は偶然にも真実だったのです!
自分の妄想で部下に話したことが偶然にも真実だったり、行き当たりばったりの行動が最良だったり…普通ならご都合展開と思うけど、コメディ調で進む作風のため、細かい所は気にならない面白さが本作の魅力!
厨二病全開の主人公は、読めば読むほどかっこよくなる…!
モブに徹する最強主人公の秘密がバレることがあるのか?こも気になりますね。
物語が進むとシャドウガーデンは勢力が拡大し、仲間も増えていきます。戦闘シーンは迫力があり、ダークな世界観とコメディのバランスが絶妙のファンタジー漫画です!
TVアニメの放送していますので、気になる方はチェック!!!
おすすめポイント
本作の見所となる2つのポイントを紹介していきます!
- 厨二病全開の主人公
- シャドウガーデン
厨二病全開の主人公
シドは自分が憧れる理想像を全力で演じています。それは傍から見れば厨二病の痛いヤツなんだけど…全力で演じる厨二病はカッコよく見えるんですよね。不思議…!
厨二病全開のポーズや言動は見ていて面白いし、ネタだけでなく実際にシドはめちゃくちゃ強いので、普段バカやっている主人公がシリアスシーンで悪を倒すギャップがとても魅力的に映ります。
実際、シャドウガーデンの部下たちは全員シドのことを尊敬の眼差しで見ています。
本作の一番の魅力はやはり厨二病全開の主人公・シドの存在ですね!
シャドウガーテン
シャドウガーテンはディアボロス教団に対抗するために設立された組織です。
最初はシドとアルファの二人だったけど、アルファが次々と人員を増強し勢力が拡大。
そもそもシャドウガーデンは、ディアボロス教団という妄想で作った勢力に対抗するための組織ですが、偶然にもディアボロス教団が存在し、シド以外のメンバーは実際にディアボロス教団に対抗するため暗躍しています。シドは気づいていません。笑
シャドウガーテンの部下とシドのやり取りが面白くて、適当なシドの行動が偶然にも最適解になり、「流石シド様…!」みたいな超ご都合主義で物語が進んでいきます。このご都合主義の展開をコミカルに描いてくれるので、読んでいて面白い!
シドの適当な行動が最終的に全て繋がるのは、ご都合展開に感じますが、逆にストーリーを考えるのが難しいのでは?そう思えてくるほど物語が面白いです!
・野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです。《高校野球児が異世界に転生!野球で世界を救う…!》
・英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 《TVアニメ化決定!英雄王が転生したら女の子に!?》
感想:ネタバレあり(1巻)
シドの姉・クレアがディアボロス教団に攫われてしまい、それをシドとシャドウーガーデンが救いにいきます。シドが強すぎて、敵は瞬殺。
ディアボロス教団としては、なぜ自分たちの存在を知っているのか…驚いた様子がありましたが、全てはシドの妄想話のせいですね。笑
後半には新展開で、シドが友達との罰ゲームで学園のアイドルであり、王女でもあるアレクシアに告白することに。
これがまさかの告白成功になるのですが、アレクシアには恋人が必要な理由があり…。
シドの告白に失敗するモブも用意しているのが面白かった。笑
アレクシアが高貴な存在で、言動や仕草も上品なんだけど、裏の顔はシドに金を拾わせポチと呼ぶとんでもない性格をしています。
そんなアレクシアが誘拐される事件が発生。アレクシア救出は次巻に持ち越し!
主人公・シドは強烈な性格をしていることもあり存在感が強いけど、シャドウガーデンのメンバーや、シド大好きのシスコン姉・クレア、王女・アレクシアなど、シドに負けないかなり個性的なキャラクターが多数登場する読み応えのある第1巻でした!
PICK UP レビュー(2~9巻)
感想、考察、気になった所をネタバレありで記載しています!
第2巻
あらすじ
攫われた王女・アレクシアを救うためシドはディアボロス教団のアジトへ潜入する。
アイ・アム・アトミック
アレクシアを誘拐したのは婚約者のゼノンでした。そんなゼノンに対してシドは必殺技アイ・アム・アトミックを発動する!
かつて、シドが核に対抗するため、考え抜いた結果…核で蒸発しないためには、自分が核になればいい!この答から編み出された必殺技です。笑
バカみたいな理由で編み出された技だけど、究極奥義と呼ばれるアイ・アム・アトミックの威力は絶大!!
まとめ(2巻)
アレクシア救出から始まった第2巻ですが、シャドウガーテンの最初の七人…通称七陰や、学園から多数の新キャラクターが登場しました!
シャドウガーデンは、ミツゴシ商会という会社を経営しており、膨大な資金調達に成功しています。これもシドが知らない間に有能な部下が勝手に動いた結果です。笑
ディアボロス教団の洗脳と薬物投与で作られる「ディアボロス・チルドレン」の存在が明かされ、ディアボロス・チルドレンの中でも「ネームド・チルドレン」と呼ばれる強者が王都に現れたとの情報も…。
物語が少しづつ動きだしてきました!シドの知らない所で…!笑
第3巻
あらすじ
学園最強の魔剣士を決めるブシン祭が開幕!
ブシン祭に参加するシドだったが…シドが目指すのは勝者ではなく、絶対王者に無様に負けるモブだった…!?
ブシン祭・選抜大会
ブシン祭は二年に一度、国を挙げて行われる剣術大会です。
ブシン祭の選抜大会で、シドは生徒会長のローズ・オリアナと対決になるのですが…シドはモブに徹することを選び、持参した血液袋を使ってド派手に負ける!!
普通なら主人公が活躍する場面で、派手に負けるのは流石でした。笑
「叛逆遊戯」のレックス
テロリストが学園を襲撃。
テロリストのメンバーの一人…「叛逆遊戯」のレックスは、ディアボロス・チルドレンの中でも「ネームド・チルドレン」と呼ばれる存在で、魔力を封じるアーティファクトを使用していたとはいえ、紅の騎士団・副団長「獅子髭」のグレンを討つ実力者です。
グレンは恐らく重要なキャラクターだったと思うのですが、活躍もなく死んでしまいました。良い人そうだったけど…。
まとめ(3巻)
開幕からブシン祭のギャグ展開で始まる第3巻ですが、学園襲撃から一気に緊張感高まる展開へ。しかし、シドはテロリストが襲撃してきたモブの行動パターンも用意していて、めちゃくちゃ喜んでいました。笑
テロリスト襲撃で最初の犠牲者のモブを演じたシドだったけど、シャドウに姿を変え、いざ戦闘になるとめちゃくちゃ強いし、かっこいい!
今回の襲撃で、ディアボロス教団の主力である「叛逆遊戯」のレックスが登場しましたが、シドに瞬殺される…。主人公の規格外の強さがわかる展開でした。シド強すぎ!
敵と味方に新キャラが多数登場し、ギャグと戦闘も盛りだくさんで大満足な第3巻でした!
第4巻
あらすじ
学園を占拠したテロリストをシャドウが追い詰める…!
テロリストの主犯は予想外の人物だった!?
ルスラン副学園長
学園襲撃の主犯は副学園長であるルスランでした。この漫画身近な人が悪な確率高くない…?
ルスランは過去にブシン祭で優勝したことがある程の実力者だったけど、病が原因で一線から退きます。しかし、諦めきれないルスランは病を治すために目をつけたのがアーティファクト「強欲の瞳」だったのです。
まとめ(4巻)
学生を巻き込んだ襲撃事件は第4巻で完結します。ルスランはかなりの実力者だったけど、シャドウの前にはあっさり敗北。シェリーはルスランの悪事を知らないので、自分の育ての親を殺したシャドウに対して、今後どう動くのか気になりますね。
テンポよく進む本作ですが、後半からは舞台を聖地・リンドブルムに変えて新展開が開幕します!
シドはリンドブルムで開催される「女神の試練」に急遽参加することに。「女神の試練」とは、聖域の記憶に残る古代の戦士を召喚し、対戦する試練です。
シドは観客の隙を見て、シャドウとして出場しますが…シャドウの前に召喚されたのは「災厄の魔女」アウロラでした。アウロラとはかつて世界に混乱と破壊を招いた存在です。
前半は学園襲撃で、シャドウ VS ルスラン。後半は女神の試練で、シャドウ VS アウロラと、戦闘が多くて読み応えがある第4巻でした…!
本作は、登場人物の個性が強すぎるので、物語が進むにつれてどんどん面白くなりますね!
生徒会長のローズがめちゃくちゃ良いキャラしてる!
第5巻
あらすじ
開かれた聖域の扉に進むシド。
聖域の中には、鎖で繋がれたアウロラの姿が…。
ディアボロスの雫
ディアボロス教団の真の目的がついに判明します。
ディアボロス教団は魔人ディアボロスを復活させることが目的と思われていましたが、それだけではなかった…!
ディアボロス細胞を採取し、製作される不老の薬「ディアボロスの雫」
「ディアボロスの雫」はまだ欠陥で、年に一回接種しなければ、効果を無くしてしまう。
ディアボロス教団の目的は、この「ディアボロスの雫」の製作だったのです…!
「ディアボロスの雫」の生産量は一年で12摘。「ナイツ・オブ・ラウンズ」の人数も12人。
教団を支える12人の騎士「ナイツ・オブ・ラウンズ」がディアボロス教団と繋がっていた…!?
「ナイツ・オブ・ラウンズ」が怪しいと突き止めたアルファの推理力が凄すぎる。
実際、この仮説は全て正解で、大司教の代理であったネルソンが「ナイツ・オブ・ラウンズ」の第11席「強欲」のネルソンとしてアルファたちに襲い掛かります。
しかし、ネルソンはデルタに返り討ち…「ナイツ・オブ・ラウンズ」弱くない!?
まとめ(5巻)
ついにディアボロス教団の目的が判明しました。「ナイツ・オブ・ラウンズ」が敵だとは…。
さらにアウロラの別名が魔人・ディアボロスだったことも明かされます。第5巻で物語が一気に進みましたね。
後半は新展開でブシン祭が開幕!第2巻でシドがローズと対決したのは選抜戦だったので、今回が本番ですね。
シドは病弱で弱そうな剣士・ジミナに扮してブシン祭に出場。目的は、観客に弱そうと思わせといて「なんだアイツの強さは?」がやりたいから!
アルファたちは、シャドウには壮大な計画があると信じ込んでいます。毎度の事だけど、このすれ違いが面白い。笑
終盤にはローズが婚約者を刺して逃亡したとの情報が!?
第6巻
あらすじ
婚約者を刺し逃亡するローズだったが、突如、ローズの前にシャドウが現れる。
「戦う意志があるならばくれてやろう…力を」
ブシン祭
シドは剣士・ジミナに扮してブシン祭に出場します。
圧倒的な実力で、数々の実力者たちを瞬殺するジミナですが…。
対戦相手が「邪神・秒殺・金龍剣」といったどこかで聞いたことあるフレーズの技を使ってきたり、ジミナが「残像だ」と超有名なセリフを言ったりと、ガチバトルの中にコミカル要素を挟んでくるので、戦闘が多くても飽きない展開が続きます!笑
まとめ(6巻)
ブシン祭で戦闘が盛りだくさんの第6巻!
さらにブシン祭の裏では、シャドウにより力を与えられたローズが決意を決め、父であるオリアナ国王の前に現れます。
実は、ローズの婚約者であるドエム・ケツハットは薬草でオリアナ国王を操っていました。
ローズは自身の父親であるオリアナ国王を斬りつけ、自殺を試みます。
そこに現れるシャドウ…!!!
ジミナから姿を変え、現れるシャドウが最高にかっこよかった!
それにしてもローズの婚約者…ドエム・ケツハットって名前やばすぎでしょ…笑
婚約者が悪役は、本作では当たり前すぎて驚かなくなりました!
第7巻
あらすじ
シャドウの剣筋を見たローズは、幼少の頃にシャドウに助けられていたことを思い出す…。
シャドウガーデンに加入
ローズがシャドウガーデンに加入します。
シャドウから力を授かったローズですが、実は幼少のころにシャドウに助けられていた過去がありそれを思い出す場面がありました。
シャドウの正体がシドとはまだ知っていないので、今後の展開に期待!
アレクシアがメインヒロインかと思ったけど、最近ローズの活躍が目立つからメインヒロインはローズなのかな?
始祖の吸血鬼
ブシン祭が終わり、新展開が始まります!シドは、始祖の吸血鬼「血の女王」の討伐にクレアから誘われました。
吸血鬼は大昔に討伐された過去がありますが、荒れくれものたちが集まる無法都市・スラムにそびえ立つ「紅の塔」は、吸血鬼最後の砦だと言われています。
まとめ(7巻)
「武神」ベアトリクス&アイリス VS シャドウ戦が冒頭からありましたが…ベアトリクスを相手にしてもシャドウが圧倒するとは…。
この世界でシャドウは既に最強クラスなのかな。ベアトリクスも今までシャドウと戦った相手の中では最強でしたね。
新展開の吸血鬼狩りでは、ブシン祭で登場したキャラクターが吸血鬼狩りに参加したり、新キャラクターである「最古のヴァンパイアハンター」メアリーなど、個性的なキャラクターが多数登場し、冒頭から盛り上がります!
空には紅い月が昇り、街ではグールが暴走する。実は紅い月には特殊な効果があり、朝が来ることなく3日間昇り続け、吸血鬼に強力な力を与えます。
グールを討伐し、金を荒稼ぎするシド。一方、姉のクレアはシドが攫われたと勘違いし、塔にメアリーと協力して向かう。
シドは金を稼ぎたいだけだけど、ベータはシャドウには壮大な計画があると勘違い…思い付きで行動しているシドの行動で周囲は相変わらず混乱しています。笑
次巻で始祖の吸血鬼が登場するかな?
第8巻
あらすじ
ついに始祖の吸血鬼「血の女王」エリザベートが復活する…!
エリザベートの強大な力を前に絶望するベータたち。そこにシャドウが現れる。
エリザーベートの過去
「最古のヴァンパイアハンター」メアリーが実は、エリザベートの配下で吸血鬼だったことが判明します。メアリーからエリザベートの過去が告げられる。
吸血鬼は人間を家畜と扱うけどエリザベートは違った。
エリザベートは吸血を断ち吸血鬼と人が共存して暮らせる地を作ろうと願っていました。
人間の住民たちからも慕われるエリザベートだったけど、ある日…住民をエリザベートが皆殺しにしてしまう…。
配下のクリムゾンがエリザベートの食事に人間の血を混ぜたことが原因で、エリザベートは暴走状態になったことが住民皆殺しの原因でした。
自我を取り戻したエリザベートは絶望し、自身の胸に剣を刺します。
自ら死を選んだエリザベートを復活させ、再度利用しようとしているのが全ての元凶であるクリムゾンです。
クレア覚醒
復活したエリザベートの前には、メアリーやベータたちが力を合わせても敗北してしまう。
そしてエリザベートによって致命傷を与えられたクレアだったが…。
クレアの意識にアウロラが!?
アウロラはクレアの体を借り、エリザベートと対峙する。
クレアの体が耐えれないからアウロラは全力が出せないけど、一時的ですがエリザベートに匹敵する力を発揮しました。
まとめ(8巻)
全ての元凶であるクリムゾンがシャドウに瞬殺されるシーンが面白かったです。笑
クリムゾンは、突然現れたシャドウに再生が追い付かない速度で細切れに…。
シャドウ VS エリザベートは初めてシャドウが苦戦したかと思ったけど、ただ服の中に大量の金貨を隠していて思うように動けていないだけでした。笑
本気を出したシャドウはエリザベートを圧倒。シャドウはエリザベートの望みを聞き入れ、とどめを刺す…。
クレアはまだ制御はできていないけど、アウロラによって力を手に入れました。
シャドウにシドの面影をクレアが感じるシーンがあったので、正体がバレる展開も描かれそうですね。
クレアは、右手の印を包帯で隠しているけど、それを見たシドは姉も厨二病を患ったと、超お気楽に思っています。笑
第9巻
あらすじ
シャドウガーデンの表の顔「ミツゴシ商会」
「ミツゴシ商会」の勢力拡大を脅威と感じた「大商会連合」が襲撃する。
ミツゴシ商会
「ミツゴシ商会」はシドの前世の知識を利用して商品を開発し大発展を遂げた組織です。
大きくなりすぎた「ミツゴシ商会」は手段を選ばない「大商会連合」に狙われています。
シャドウは、市場が泥沼化する前に全てを破壊することを計画する…!
まとめ(9巻)
シャドウは仮面の男…ジョン・スミスと名を変えて暗躍。協力者は「妖狐」ユキメで、ユキメも「雪狐商会」を経営しています。いつも通りにノリで行動するシド。そしてそれが最適な行動となる。笑
狼族最強の男…月丹が登場します。月丹の部下にデルタの生き別れの兄が居たのですが…まさかのデルタは「弱い兄はいらない!」と言って殺す展開がブラックジョークすぎました。笑
デルタの活躍が最近多いですね!
「ミツゴシ商会」に敵対する仮面の男…ジョン・スミスはシャドウですが、ラストにアルファに正体がバレる結末となりました。こえは気になりすぎる終わり方…!
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第10巻感想(最新刊)
2022/11/25に発売した最新刊の感想(ネタバレあり)です!
あらすじ
ジョン・スミスに扮してユキメと共に暗躍するシャドウだったが、アルファに正体がばれてしまう。
混乱するアルファはシャドウに刃を向けるが…。
シャドウ VS アルファ
まさかの身内対決。アルファは吸血鬼の血から着想を得た戦術…赤い霧と糸の合わせ技で応戦します。善戦はしたけど、本気を出したシャドウには及ばない。
シャドウに見捨てられたと思うアルファ。シャドウ VS アルファ戦はギャグ要素が一切なかったので、読んでいて切ないシーンでした。
シャドウ VS 月丹
過去にユキメと月丹は婚約者の関係でした。月日は流れ…今回の騒動でユキメは月丹に不意を突かれて致命傷を負ってしまう。そんなユキメの危機を助けたのがシャドウです。凄まじい怒りを発するシャドウ…。
実は、シャドウが保管していた金貨をアルファたちが、自分たちを救うための貯蓄と思い全て持ち出した経緯があったのですが、シャドウは月丹が金貨を盗んだと思い全力で倒しにきています。笑
月丹は、シャドウがユキメを取り返しにきたと勘違いしているし、月丹は死ぬ間際に倒れているユキメを指さし「ユキ…頼…む…」と死にましたが、シャドウは雪の下に金塊が隠してあると勘違いします。感動シーンがシャドウの勘違いでむちゃくちゃに!笑
666番
後半にはローズが主役の新展開が開幕!
ローズは666番としてシャドウガーデンに加入していました。
国境にある小さな城塞にディアボロス教団の精鋭「1stチルドレン」が送り込まれた情報があり、559番率いる小隊にローズは加入。城塞を調査する任務を受けます。
城塞に現れたディアボロス教団の中にローズの母の姿が!洗脳されている様子の母を助けるローズだったけど、559番にその行為がシャドウガーデンの裏切り行為とされていまう…。
まとめ(10巻)
10巻はシリアスシーンとギャグシーンの温度差が激しかったですね。
シャドウの計画は破綻したけど、最後には全て繋がり最善の行動となりました。シャドウの知らぬ間に部下達の指揮が爆上がりしてるのが面白いです。笑
新展開では、ローズが主役です。ディアボロス教団に利用された母を助けたことで、裏切者扱いになっていまいました。そんなローズの前にシャドウが現れます。559番に裏切者がいると告げられたシャドウはブチ切れ!!
ローズはどうなる!?次巻が楽しみ!
・野球で戦争する異世界で超高校級エースが弱小国家を救うようです。《高校野球児が異世界に転生!野球で世界を救う…!》
・英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 《TVアニメ化決定!英雄王が転生したら女の子に!?》
TVアニメ情報
監督 | 中西和也 |
製作会社 | Nexus |
放送期間 | 2022年10月5日~ |
話数 | 放送中 |