アクション

【映画感想】キングダム【ネタバレあり&なし】《すべて、奪還する。原作・原泰久が脚本に参加のエンターテイメント超大作》

この記事では、実写映画化された『キングダム』の紹介、感想、各サイトの評価を記載しています!

累計発行部数は4500万部突破(2019年当時)の大人気漫画が実写映画化!日本を代表するスタッフ、キャストが集結したエンターテイメント超大作です!

ネタバレあり、なしでカテゴリーを分けているため、ネタバレを避けたい方でも読める記事になっています!

作品紹介

「すべて、奪還する」

累計発行部数は4500万部突破(2019年当時)の大人気漫画が実写映画化!

原作・原泰久が脚本に参加し、映画の完成度を上げるために原作からアレンジを加えられた。

日本を代表するスタッフ、キャストが集結したエンターテイメント超大作です!

作品情報

監督佐藤信介
脚本黒岩勉、原泰久
上映時間134分
日本公開日2019年04月19日
製作国日本

予告映像

作品評価

2022年7/17日時点の評価です。

日本の評価

むびこみ評価
★★★★★★★☆☆(7.0)
1~3:うーん…
4~5:面白い!
6~7:おすすめ!
8~9:ぜひ観てほしい!
10:最高傑作…!

Filmarks(フィルマークス)
《国内最大級のレビューサイト》
★★★☆(3.8)
レビュー数:118948件

YAHOO!JAPAN映画
《映画情報、レビューの総合サイト》
★★★☆(3.9)
レビュー数:12539件

海外の評価

Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)
《アメリカ最大のレビューサイト》
映画批評家の評価…94/100%
レビュー数:16件
一般視聴者の評価…96/100%
レビュー数:50件

IMDb
《世界最大級の映画情報サイト》
★★★★★★☆☆☆(6.6)
レビュー数:23000件

あらすじ

紀元前245年。春秋戦国時代…中華・西方の国「秦」

戦災孤児の少年の信と漂は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛練を積んでいた。

ある日、漂は王都の大臣である昌文君によって召し上げられ王宮へ。

思わぬ漂の出世に一人、奴隷として残った信だったが、快く漂を王宮へ送り出す。

しかし、王宮では王弟・成蟜によるクーデターが勃発。

クーデターでの戦いの最中、漂は致命傷を負いながらも、信の元にたどり着く。

「今すぐそこに行け…」地図を信に託し、漂は息絶える…。

地図が示す小屋にたどり着いた信の目の前に現れたのは、 死んだはずの漂だった…!?

漂と瓜二つの男は、王座を奪われ、王都を追われた若き王・嬴政だった。

嬴政と瓜二つの漂は、自分の身代わりとして命を落としたことを信は嬴政から告げられる。

主要登場人物

信(しん)
【演:山﨑賢人】
戦争で身寄りを無くした孤児
天下の大将軍になることを夢みる
漂(ひょう)
【演:吉沢亮】
信の親友
嬴政の影武者となる
嬴政(えいせい)
【演:吉沢亮】
秦国の王
中華統一を目指している
楊端和(ようたんわ)
【演:長澤まさみ】
山の民の王
河了貂(かりょうてん)
【演:橋本環奈】
金目当てに信、嬴政と行動する
成蟜(せいきょう)
【演:本郷奏多】
嬴政の異母弟
反乱を起こす
昌文君(しょうぶんくん)
【演:高嶋政宏】
嬴政に忠誠を誓う大臣
壁(へき)
【演:満島真之介】
昌文君の副官
王騎(おうき)
【演:大沢たかお】
六大将軍最後の一人
騰(とう)
【演:要潤】
王騎の副官
左慈(さじ)
【演:坂口拓】
凄腕の剣豪(元将軍)

感想(ネタバレなし)

原作未読です!

漫画の実写映画は基本ハズレが多いので見るつもりは無かったなんですが、当時劇場で流れたPVに惹かれて視聴した作品です!

まず、戦闘が凄い!邦画は、どーしてもしょぼくなる印象だけど、本作のアクションは爽快感があって好き!ワイヤーアションが多めですが、漫画の実写映画なので派手で良いと思いました。

背景とか軍勢のCGは期待して無かったけど…思ったより良かった!

ストーリーは最高でしたね…!駆け足感はありますが、約2時間の映画でうまく纏めていました。

本作は、原作漫画1〜5巻の内容で製作されています。

漫画原作の映画は叩かれるので作者の原泰久先生が脚本に参加しています。

さらに監督、スタッフは海外No.1ファンタジードラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』を参考にしたとのこと。

気合入ってますね!実際、完成した映画を作者の原泰久先生が見たところ、5回泣いたらしいです。

たしかに、物語冒頭…信と漂の件はめっちゃ感動しました!

この先、序盤の内容に触れますのでご注意下さい(重要なネタバレはありません)

PICK UP レビュー

キャスト陣の印象

信(しん)

監督の海外インタビューで山崎賢人がゴリ押しで採用と発言していて、かなり不安でした。

案の定、主人公・信(しん)を演じた山崎賢人が叩かれがちだけど、個人的にはアツい演技で迫力あり。戦闘シーンのキレも満足。

山崎賢人演じる信(しん)は、漫画の主人公っぽくて批判どころか、むしろ好きです!

漂(ひょう)& 嬴政(えいせい

漂(ひょう)嬴政(えいせい)の二役を演じた吉沢亮の演技力が凄すぎた!

外見、服装が一緒でも表情の違いで、どっちのキャラクターか判別ができる。演じ分け出来ているの凄かったなー。

楊端和(ようたんわ)

長澤まさみも出演するのは知っていたけど、まさかこんな主要キャラとは…楊端和(ようたんわ)オーラが凄いし、美人すぎ!!!

戦闘シーンの迫力も文句なし!原作でも人気のキャラクターなのかな?

左慈(さじ)

敵で一番良かったのは、左慈(さじ)役の坂口拓!もともとアクションが好評の俳優だから、アクションが凄いのはもちろん、演技も良くて強キャラ感満載の雰囲気で最高でした…!

まとめ

実写映画はがっかりする事が多いので、見ない派だけど…本作『キングダム』は大当たりでした!

原作未読だからこそ、ここまでハマれたのかもしれないけど、キャストが映画の為にトーニングで体作りを実行したり、原作者の参加。ロケ地が中国などなど…製作陣の気合が凄いからこその完成度ですね!

映画面白かったら、漫画全部読むつもりだったけど、未読の方が楽しめそう…?

続きはネタバレありで下記に記載しています!

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PICK UP レビュー(ネタバレあり)

楊端和(ようたんわ)

長澤まさみが演じた楊端和が一番個性があり、目立っていたと思います!

そもそも、山の民が強いし、めっちゃ活躍しましたね。

何も考えずに特攻するだけかと思いきや、戦略的に戦う山の民は魅力がありすぎました!

続編でも活躍してほしい!

王騎(おうき)

最後の一番良い所を持って行った男!

王騎(おうき)は原作で大人気のキャラクターらしいですね。

実際に映画でも、登場シーンは少なかったけど印象にすごい残るキャラクターでした。

王騎(おうき)を演じた大沢たかおが、役の為に体を鍛えて大きくした所も、王騎(おうき)を実写化した時の完成度の高さに繋がっていますね!

大沢たかおの役者魂に拍手!!!

嬴政(えいせい)を倒し、敵将は殆ど死にました。

現在公開中の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』はどうなるのか…?

クオリティは継続できるのか…観に行ってきます!!!

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