この記事では『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 1巻』の紹介、感想、各サイトの評価を記載しています!
ネタバレあり、なしでカテゴリーを分けているため、ネタバレを避けたい方でも読める記事になっています!
作品紹介
「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」
身分と才能に恵まれていなかった主人公・ロイドが転生したら王子で、凄まじい才能の持ち主だった!?
最高の環境で、ロイドは魔術浸りの生活を送る…!
大迫力の戦闘描写で描かれる転生×主人公最強×ファンタジー漫画です!
作品情報
漫画 | 石沢庸介 |
原作 | 謙虚なサークル |
出版 | 講談社 |
連載 | マガポケ |
レーベル | KC DELUXE |
発売日 | 2020/11/9 |
作品評価
2022年8/20日時点の評価です。
■むびこみ評価
★★★★★★★★☆☆(8.0)
1~3…うーん
4~5…面白い!
6~7…新巻出たらすぐ買う!
8~9…超おすすめ!
10……全てが最高!
■Amazon(アマゾン)
《世界No.1のオンラインショップ》
★★★★☆(4.5)
レビュー数:2221件
■eBookJapan
《日本最大級の電子書籍販売サイト》
★★★★☆(4.0)
レビュー数:767件
あらすじ
「血」にも「才」にも恵まれない男は、たった一つ…。
「魔術を極めたい」
その想いを残して、魔術に長けた貴族に殺されてしまう。
しかし死んだはずの男は、目を覚ますと生前の記憶を残したまま、サルーム王国の第七王子・ロイドとして転生する。
10年後…幼児から少年へと成長したロイドは、さらなる魔術の探求を求め日々生活していた。
主要登場人物
■ロイド《♂》
庶民から王子に転生
サルーム第二王子
■シルファ《♀》
ロイドの教育係。剣術指導も行う
■グリモワール《♂》
サルームを滅亡まで追い込んだ魔人
■アルベルト《♂》
サルーム第二王子
■タオ《♀》
冒険者階級B/武術家
用語集
■サルーム王国
ロイドが生まれた国
■二重詠唱
二つの術式を織り交ぜ一つの魔術として発動する
■呪文束
呪文詠唱の簡略技術。
複数の呪文を一纏めに唱える事で呪文の発動時間を短縮する
■付与魔術
武器に術式を書き込んで強化する感想(ネタバレ無し)
感想(ネタバレなし)
主人公無双系の転生漫画です!
才能に恵まれなかった主人公が、身分も才能も最高の状態で転生する。
転生理由は特になく、主人公・ロイドは前世の記憶を所持したまま10歳の王子として生きています。
第1巻では魔術についての説明しつつ、ロイドの規格外の強さを描写。大迫力の戦闘は必見!
ストーリー展開はシンプルで読みやすい。
魔術のことばかり考えている主人公が規格外の力で無双する!!!
キャラクターの表情、戦闘シーンの迫力が本当に凄い。圧巻です。
この先、内容に触れますのでご注意下さい(重要なネタバレはありません)
PICK UP レビュー
圧倒的な戦闘描写
この漫画最大の注目ポイントは…圧倒的な画力!
優しい絵柄で、コミカルなシーンや日常シーンでは、ロイドたちが可愛いキャラクターにデフォルメされた姿で描かれます。
しかし!いざ戦闘が始まると大迫力の戦闘シーン!ロイドの表情も普段とは別人でゾクゾクする!コマ割りのセンスも抜群で、戦闘シーンが映える!いやぁ画力が高すぎる!
ロイドは魔術師で大規模な魔術を展開します。戦闘シーンが派手だと魔法の威力が作画を通して伝わってくる!すげー…と声が出るくらい迫力があります。
あと、魔術の名前が好きですね。かっこいい!炎烈火球(えんれつかきゅう)や滝烈水球(ろうれつすいきゅう)などなど…。
ロイドの人間環境
この漫画の魅力として、主要キャラクターに嫌いなヤツが居ないこと!
主人公ロイドは王子で第七王子ですが、特にドロドロした権力争いもなく周囲の人間関係も良好。
父や兄弟含めて皆とても優しく嫌なキャラクターは味方にはいません。なので、家族たちとの日常シーンも読んでいて面白い。
そしてロイド自身も身分と才能に慢心するわけでなく、ただ魔術を極めたい。その想いで行動しているので好感がもてますね!ちょっと後先考えない魔術バカな一面はありますが、それも魅力です!
ロイド以外の主要キャラクターも個性があり、印象に残るキャラクターばかり。中でも気になるのがロイドの教育係・シルファ。
剣術の指導をしていますが、ロイドが魔術のレベルを抑えた状態とはいえ、シルファはロイドを圧倒します。シルファは何者なのか…?気になる!
まとめ
大迫力の魔術を使用し、圧倒的な力で敵を殲滅する。爽快感のある作品です。主人公強い系が好きな方はハマる事間違いなし!
戦闘のクオリティが高すぎて、アニメ化したら作画が大変そう。笑
1巻には、大きな戦闘が二つあります。続きはネタバレありで下記に記載しています!
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新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。
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PICK UP レビュー(ネタバレあり)
魔人・グリモワール
ロイドの才能は周囲に知れ渡っているけど、まだまだ実力を隠した状態。
最初の大きな戦闘として、サルーム王国に封印された魔人・グリモワールとの戦闘があります。
魔人はこの世界では規格外の強さを持つバケモノ。そんなバケモノの封印をロイドは興味本位で解いてしまいます。
グリモワールVSロイドの戦闘は圧巻!魔人は規格外の強さのはずが…ロイドは魔人の全てを上回る圧倒的な強さを見せつける!
この魔人グリモワールは、ロイド戦後に仲間になります。登場時は邪悪な存在に思えたけど…仲間になってからはマスコットみたいになりました。笑
新展開へ突入
後半は、ロイドがダンジョンに行く展開へ。ここで武術家・タオと出会います。タオは魔術ではなく『気』と『呼吸』を扱う戦闘スタイルで、めちゃくちゃかっこいい!
タオは見た目、性格も良いので人気が出そうなキャラクターですね!
ダンジョンには予想外の強敵・リッチが出現。戦闘シーンは少ないけど、迫力満載で見応え十分!大満足な第1巻でした!