この記事では『異世界黙示録マイノグーラ』の紹介、感想、各サイトの評価を記載しています!
ネタバレあり、なしでカテゴリーを分けているため、ネタバレを避けたい方でも読める記事になっています!
作品紹介
「ようこそ、邪悪な国へ」
転生したら邪神だった!?目指すは…邪悪国家の繁栄!
異世界転生×国家運営×ダークファンタジー漫画です!
作品情報
漫画 | 緑華野菜子 |
原作 | 鹿角フェフ |
出版 | KADOKAWA |
レーベル | DC NEXT |
連載 | コミックウォーカー |
発売日 | 2020/9/26 |
作品評価
2022年6/20日時点の評価です。
■むびこみ評価
★★★★★★★★☆☆(7.0)
1~3…うーん
4~5…面白い!
6~7…新巻出たらすぐ買う!
8~9…超おすすめ!
10……全てが最高!
■Amazon(アマゾン)
《世界No.1のオンラインショップ》
★★★★☆(4.5)
レビュー数:985件
■eBookJapan
《日本最大級のマンガ(電子書籍)販売サイト》
★★★★☆(4.5)
レビュー数:90件
あらすじ
戦略級SLG「Eternal Nations」でランキング1位となり、公式にも認められた伝説のプレイヤーイラ=タクト。
しかし、現実のイラ=タクトこと伊良拓斗は、闘病生活の末…18歳で病死してしまう。
死んだはずの拓斗だったが、生前熱中していた戦略級SLG「Eternal Nations」に似た異世界へと転生してしまう。
転生後…目の前に現れたのは、ゲーム内で拓斗が使用していた英雄ユニットのアトゥだった。
アトゥは拓斗のことを認識し、共に歩んだことを覚えていた。
拓斗はイラ=タクトとして、アトゥと共にかつての「Eternal Nations」のように再び王国を作ることを決意する。
主要登場人物
■伊良拓斗《♂》
『Eternal Nations』世界1位
プレイヤーネーム:イラ=タクト
死後に異世界転生した
■アトゥ《♀》
英雄《汚泥のアトゥ》
世界を滅ぼす泥の落とし子
■ギア=ナグイーブ《♂》
戦士長 / ダークエルフ
■モルタール=コルダル=マザラム《♂》
ダークエルフの長
■ソアリーナ《♀》
《華葬の聖女》
イドラギィア大陸救世七大聖女
用語集
■Eternal Nations
戦略級SLG。多種多様な種族と国家を扱うターン制ゲーム
■マイノグーラ
最も扱いが難しいとされる破滅の文明
■英雄
Eternal Nationsで実装されていた強力なユニット。時間経過で強くなる
■大呪界
未踏領域の端に広がる呪われし樹海
■聖女
決戦兵器
■緊急生産
戦略資源以外の施設、食料、ユニットを魔力を消費して生み出すことが出来る
感想(ネタバレなし)
異世界転生漫画です!闘病生活中にやり込んでいたゲームと似た異世界へ転生する主人公・伊良拓斗。
テンプレじゃない面白さがある!この漫画の目的は…国作り!
主人公には戦闘力がなく、生前遊んでいたゲームの知識を用いて何もない土地から国を作っていきます。
コミカルな演出もありますが、スローライフ作品ではなくダークファンタジー!
画力も高く、描きこみが凄い!そしてキャラクターも魅力的。
ありきたりなバトルモノではない展開。異世界で始める国作りは、これから先どうなるのか?考えるだけでワクワクします!
この先、内容に触れますのでご注意下さい(重要なネタバレはありません)
ゲームを引き継いだ設定
この世界は、タクトが生前やり込んでいた戦略級SLG『Eternal Nations』に似た世界、そして設定を引き継いでいます。
生産にはコストがあり資源+コストを消費して生産します。
資源を使わず、魔力のみで生産すると楽な変わりにコストが高くなる。シュミレーションゲームのような設定は読んでいて面白い。
魔力では斥候ユニットや食料を生産したりも出来ます。
英雄ユニット・アトゥ
本作は、ゲームで愛用していたユニット・アトゥと出会う所から物語が始まります。アトゥは拓斗の事を覚えており、最初から主従関係に。
アトゥも、自身が何故ゲームと似た世界へ来たのかは知らない様子。
アトゥは表情の変化が多彩で、冷酷な描写があると思えば、ポンコツな所も…人間味があり魅力的なキャラクターです。
さらに戦闘能力がとても高く、英雄ユニットと呼ばれる超強力な存在。
主人公・拓斗の能力
拓斗には戦闘能力はありませんが、生前は戦略級SLG『Eternal Nations』で世界1位の実力でした。
さらに前人未踏の難易度ナイトメアクリアの実績があり、ゲームの戦略性は一流です。
異世界転生モノで、バトル要素があるのに主人公に戦闘能力が無いのは面白い!
拓斗の性格は温厚で、アトゥとの再会に涙してしまう程なんですが…実は、拓斗には自分も知らない秘密が…?
まとめ
本作は設定が多く、専門用語が多数登場しますが、この設定の多さがこの作品の魅力です!
キャラクターの表情が多彩で見ていて楽しい!冷酷な描写もあれば、コミカルな描写もあります。
施設を増やし、仲間を増やす。国作りは読んでいて面白いし、今後完成した国にどんな敵が攻めてくるのかも楽しみですね!
ダークファンタジーな本作ですが、主人公側は悪なのか?そして敵は人類…?
早速登場した決戦兵器…その名も「聖女」
拓斗の秘密や決戦兵器「聖女」について、続きはネタバレありで下記に記載しています!
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PICK UP レビュー(ネタバレあり)
拓斗の真実
迫害を受け、逃れてきたダークエルフの一族を見つける拓斗。
拓斗の外見は優しそうな少年なんですが…。
他者からは形は人と認識できるが、全てを認識することができない。人型の黒いモヤに見えることがダークエルフ登場時に判明します。
まるで邪悪なる存在の顕現と言い表すダークエルフ。
ダークエルフ登場まで、ずっと少年の姿だったので、不気味なオーラを放つ拓斗が衝撃的でした。これは初見の人には敵と認識されそう。
ちなみにアトゥには人型の黒いモヤではなく、人間に見えるみたいです。
新たな仲間
拓斗の仲間になる=邪悪な存在(邪悪属性)になります。
拓斗の国・マイノグーラの国民となったダークエルフたちは邪悪な属性へと変化。そして拓斗へ忠誠を誓います。
敵は誰?
拓斗は大呪界という呪われた地に国(マイノグーラ)を作りました。
大呪界の外にある二大国家が人間とエルフの国で共に善属性。なので邪悪属性マイノグーラと正反対の属性になります。
人類とエルフは恐らく敵ですね。普通なら人間、エルフなど定番の種族は味方ので斬新!
この世界は技術レベルがとても低い状態なので、拓斗の国が発展して強大な力を持つほど敵が増えそうな予感がしますね。
聖女
決戦兵器「聖女」という存在が登場しました。《華葬の聖女》という強力な炎を操る女性です。
恐らく、アトゥの英雄ユニットに匹敵する力を持っているはず。
人類側が拓斗たち大呪界の異変に気付いているので今後、聖女がマイノグーラに攻めてくる展開もあるかな…?第1巻では戦闘描写が少ないので次巻に期待!